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M71(NGC 6838)はや座にある球状星団である。 == 概要 == 球状星団としては星がまばらで球状にまとまっていないため、20世紀半ばまでM71が球状星団か散開星団かという点で意見が分かれていた。ハーロー・シャプレーは「最も密集した散開星団」として分類していた。インディアナ大学カークウッド天文台のは、1943年にはM68のような集中度の低い球状星団としていたが、1959年にはこの星団の色-等級図が散開星団に似ていることを発見している。21世紀現在では、非常に緩い集中度の球状星団であるとされている。 双眼鏡では、やや広がったまるい星雲状に見える。口径8cmの望遠鏡では微星が見え始めてくる。アメリカのアマチュア天文家ジョン・マラスは、口径10cmで「楕円に見え、明るい方の側はV字になっている」と記録した。ザゴーは「大きく拡散して球状。3.75インチ屈折40倍では星に分かれない。8インチ150倍で10個ばかりの星が見られる」とした。口径20cmの望遠鏡では中心部が球状になっている様子がわかる。口径30cmでは中心部はまだ星に分離できないものの、周辺部は完全に分離でき見事な眺めになる。口径40cmで完全に星に分離できる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M71 (天体)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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